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犬の膝蓋骨脱臼(パテラ・膝蓋骨内方脱臼)を動画・画像で解説!

2025 2/27
獣医師コラム
2025年2月26日2025年2月27日
目次

犬の膝蓋骨脱臼とは

 犬の膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)(パテラとも呼ばれます)とは、膝のお皿(膝蓋骨)が正しい位置からずれてしまう状態のことです。これが起こると、犬は歩きにくくなったり、足を引きずったりすることがあります。

主な原因は、遺伝的な骨や関節の形状の問題、外傷、または筋肉などです。

以下は左の動画が正常、右の動画が膝蓋骨脱臼している膝の動き方です。

正常な膝の動き方
膝蓋骨脱臼している膝の動き方(動きが悪い)

「正常の動き→膝蓋骨脱臼の場合の動き」はこちらの動画です。

脱臼している状態だと、動きが悪いことがわかります。

犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)のグレード

膝蓋骨脱臼(パテラ)にはグレードがあり、

【グレード1】
外そう(脱臼さえよう)と思えば外せる(脱臼させられる)(比較的大きながかかった時に外れる)
【グレード2】
日常では、膝蓋骨は本来の場所にあり、簡単に外れる(ちょっとしたことで脱臼する)
【グレード3】
普段は本来の場所にはなく(外れていて)、徒手で正常な場所に戻せる
【グレード4】
ずっと脱臼していて、戻せない

軽い場合は自然に戻ることもありますが、重い場合は手術が必要になることもあります。症状が見られたら、早めに動物病院で診てもらうのがおすすめです。

犬の左膝を正面から見た模型と、膝のお皿(膝蓋骨)の裏側の模型です。膝のお皿は靭帯の裏に付着しています。

犬の左膝を正面から見た模型
膝のお皿の裏側
左が正常、右が脱臼している膝

犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)の最新治療方針

実は、この膝蓋骨脱臼(パテラ)の治療は2010年代前半と今では異なり、2012年の教科書には”グレードが1でも4でも家族の方が最善の治療を望む場合には手術をしてあげてください。”と記載されていました。

ですが、この手術がそんなに簡単な手術ではなく、見よう見まねで似たような手術はできますが、慣れていない獣医師が行うことにより、術後合併症が出てしまうワンちゃんが非常に多くなってしまいました。

実際に2010年代前半は私も、他の獣医師が行った膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術の再手術を何度も行いました。

また、手術の合併症で膝から下が壊死して、断脚という足を切断する手術になってしまったチワワちゃんも実際に診察しました。

そんな歴史があるからか、現在の膝蓋骨脱臼(パテラ)の治療は明確な手術適応基準があるわけではありませんが、多くの整形外科獣医師が、グレードが1だろうと4だろうと症状(歩き方の異常や、後ろ足の挙上など)があれば手術を検討、症状がなければ手術はせずにサプリメントや体重管理、定期的な診察での経過観察を提唱しています。

(グレード4に関しては症状がなくても手術をする獣医師も多く、当院でも今後の経過を考えて手術をご家族様と検討はいたします)

膝蓋骨脱臼している左膝を正面からみた模型
膝蓋骨脱臼している左膝を上からみた模型
膝蓋骨脱臼している左膝を後ろから見た画像と仰向けで撮ったレントゲン

「膝が緩い」「膝が外れやすい」と言われて、手術を検討しているワンちゃんのご家族さまがいらっしゃいましたら、手術の検討ももちろんですが、ご不安な気持ちを軽くできるよう努めますので、ご相談に来てください

獣医師コラム
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